ジェルネイルは本当に爪を傷める?プロが教える正しい知識で自爪を守ろう

セルフでもサロンでもジェルネイルで爪が多少傷んだり薄くなるのは仕方ない、と思っていませんか?

正しい方法で施術すれば自爪を守りながらジェルネイルを楽しむことができるんです!私はすぐに飽きてしまうので1週間に1回の頻度で付け替えたりもしますが、薄くなったと実感することはありません。

この記事では、初心者の方でも安心してネイルが楽しめるように爪を傷めないポイントや注意点をわかりやすく解説します!

正しい知識を身に着けてジェルネイルを楽しみましょう!

爪が傷むってどういう状態?

そもそも爪が傷むとは?本来の爪の状態って、、、?

ジェルの施術にあたって、今の爪の強度を把握する必要があります。まずは簡単に爪の構造から解説します😊

爪は3層から成り立っている

爪は3層から成り立っています。

1番下の層から縦・横・縦と網目状に繊維が重なっていることで柔軟性と強度を保っています。

この3つの層が綺麗に連なっている状態が「健康な爪」と言えるでしょう。

傷んでいる状態とは

最も重要なプレートは、トッププレートです。

このトッププレートが少しでも2枚爪になっていたり乾燥して白っぽくみえていたら傷んでいる状態に陥ってしまっています。傷みが進んでトッププレートがない状態はミドルプレートがむき出しということ。とても刺激に弱い状況です。

そこまで傷んでしまって場合はジェルを塗って補強するのではなく、一旦トッププレートが育つのを待つことをおすすめします。

爪を髪の毛と同じで1回なくなったものは再生しないので伸びるのを待つしかありません。全ての生え変わりを待たず根本半分が健康な状態でもOK◎爪は1ヶ月で平均約1mm伸びるので、3ヶ月間のお休みがあれば充分!

傷んでいる状態でジェルをつけて、負担がかかりもちが悪くなり、、、の悪循環に入ってしまうよりは思い切って1度ネイルをお休みしてしまう方が適切です✨️

ネイルで爪が傷む原因は?

肝心なネイルで爪が傷む原因は、、、?

主に3つあると私は考えます。

無理なオフと付替え

オフの際は、オフ剤を使用して溶かしていきますがこの時に十分に溶けていない段階で焦って剥いてしまうとジェルと一緒にトッププレートをまるまる剥がれてしまいます。サロンでネイリストがスルスルとオフしているのを見てると簡単にできると思いがちですが、セルフで慣れていない場合は時間を多くとって焦らずにオフをしましょう。

また、近年はピールオフジェルがセルフネイラーさんの間では主流となっていますがこのピールオフジェルも無理矢理剥がすことは厳禁。

あとは言うまでもなく、、、ジェルをむしることは絶対だめ!!ちょっと浮いてるから、このあとジェルつけるし、と思ってももうお爪が死んじゃいます、、、、🥲

浮いていたら境目を爪切り等でカット、その後は従来のオフ方法で!!

サンディング

サンディングというのは、下準備の段階で自爪を削って溝を作ることをいいます。ジェルネイルとは従来この溝に浸透させてジェルを装着していく仕組みです。

ですが、この10年ほどはノンサンディングが主流となっています。溝に引っ掛ける仕組みではなくトッププレートに密着させていく仕組み。

ノンサンディング対応のベースジェルを選べば、サンディングは不要です。

また、あくまで私個人の見解ですがノンサンディング対応でなくてももちは悪くなりますがサンディング不要で使用することも可能です◎(個人差はあるので、ぜひ試してみてください😊)

爪母へのダメージ

ちょうど爪の生え際の根本に爪母(そうぼ)という器官があります。この爪母は、爪の細胞を作って成長させてくれる重要な部分。爪母があるから爪は伸びるのです。

この爪母にダメージを与えてしまうと爪母自体が損傷してしまうことも。そうするとこれから生えてくる爪に影響をしてしまうので繊細に扱わなければなりません。

ケアにしすぎは要注意!甘皮は爪母への菌の侵入を防ぐ役割もあります。必ずしも甘皮がない状態がいいとはいえないのです。また、甘皮処理をする際に下方向に圧力を加えてしまったり、片手の爪を使って甘皮を上げてしまう癖も爪母を傷める原因のひとつです。

自爪を守るためにきをつけたいポイント

ジェルを安心して楽しむには、ちょっとしたコツと心がけが必要です。

これだけは抑えたいポイントをまとめました!

ピールオフジェルの使用を検討しよう

ネイル初心者含むセルフネイラーさんはピールオフジェルがおすすめ。私自身も、最近はピールオフを愛用してます!メーカー側で「もちは1週間程度」となっているものもありますが工夫次第ではもっと持つ場合も✨️

種類がいろいろあるので、また比較記事も作成していきますね!

上級者はフィルインも選択肢に

フィルインとは、付替え時に完全にオフせずベース1層残して根本から馴染ませて塗る方法。「一層残し」といったりもします。

自爪を傷めず、溶剤も使用せずに付け替えができる方法です。

ただ1層残すという技術が高度なのとネイルマシンが必要になるためかなり上級者向けなので、サロンにいくことがあれば参考にしてみてください。

オフは絶対に焦らないで!

ジェルで爪を傷める1番多い要因はオフにあります。ピールオフは使用しない人であれば、どうしてもオフは必要になるのでとにかく時間をかけて丁寧に行いましょう。ピールオフ使用でも付け替えがうまく行かないときもあることを考えてオフ剤は常備しておいたほうが良いですね◎

こちらの正しい方法は実践編で!

保湿はマスト!

髪の毛を乾かすとき、オイルやクリームをつける方は多いと思います。爪も同じ!これはジェルの有無にかかわらず心がけてほしいところです!

ハンドクリームだけではなくネイルオイルやキューティクルオイルで爪周りの保湿をしっかりしましょう。

残念ながらハンドクリームをいくら爪周りに刷り込んでも、保湿は難しいです🥲ちょっと良いのを使うよりは、プチプラを頻繁にかつ色んなところにおいて気づいたら使う!が個人的におすすめ◎

そして、オイルは開封すると酸化するので1度開けたら早めに使いきりましょう!未開封でも開けた時にツンとした香りがしたら期限切れの合図なので買い替えてくださいね💦

こちらは、私のおすすめ保湿はこちら👇

✔ネイル工房/キューティクルオイルペン

とにかく安くて大容量!!ペンタイプだからベタつかない。

自分の好きな香りのオイルを使用するのも習慣化するひとつの手かな、と思います◎

✔Jessica/ナリッシュ

私がネイルを始めた20年以上前からプロの間では愛用されているキューティクルクリームです!

とにかく保湿力が高くうすーく膜を張ってくれているようなクリーム。保持力が長いので、朝晩はこのクリームで保湿をして日中はオイルをこまめに塗る。が私のおすすめ保湿です!

プロ用商品ではありますが、米粒くらいの量で充分なのでコスパも◎

乾燥で悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね☺️

異変が合った際には皮膚科へ

サロンへいらっしゃったお客様のお爪にトラブルがみられ施術を中止、皮膚科への診察をおすすめしますが大体の方こうおっしゃいます。

「いや、爪だけのために病院は、、、」

爪は皮膚の一部です。プロのネイリスト含め医師以外は診断はできないので、やはり医師に診てもらいましょう。爪は健康のバロメーターともいわれています。自己判断は絶対NG!

乾燥がひどいなどの些細なことでもぜひお医者さんに相談してみてください。

さいごに

このように、多くの方が爪を傷めてしまう理由はわかっているのでポイントを押さえれば大丈夫◎

最初はうまく行かなくても「自爪は守る」を意識しながらコツをつかんでもらえればと思います。

このブログでは、初心者さんがつまづきやすいポイントや「これってどうなの?」という疑問にもわかりやすくお答えしていきたいと思っています😊

あなたのネイルライフのパートナーになっていけたら嬉しいです✨️

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